『 肝がん 』『 肝硬変 』って何? 治す秘訣ってあるの? 最終段階は更に怖い病気が待っている

   

肝臓の病気である『 肝臓がん 』『 重度肝硬変 』、

肝臓は沈黙の臓器といわれる程、症状を感じとるのが鈍く、

進行してから病院へ行くケースが後を絶たない病気でもあります。

慢性肝炎や肝硬変の症状を更に進行していくと、最終的には

重度肝硬変や肝臓がんになりますから、

最終段階になってしまう前にしっかりケアしてほしいのです。

 

 

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原因

硬変のほとんどは

B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスが原因になることが多いです。

昔は輸血によって本人が知らない間に感染させられたケースが多発しましたが、

今はそのような感染はない時代になっています。

 

進行して肝臓がんに一度なってしまうと、

手術で全て除去し、元気になったとしても、再発率が非常に高く、

長期的な検査や治療をしっかり施して行くことが必要になります。

 

そして、なかなか逃れられない人も多いと思うのが過度のストレスです。

ストレスは肝臓に負担が掛かる不摂生の引き金になります。

偶には体をゆっくりさせる休肝日を取ることも大事なのです。

 

 

肝臓の主な働き

解毒作用 

  毒物が体内に入ってきたら中和させる働きです。

  アルコールやニコチンの中和や、

  筋肉が疲れると溜まる乳酸をグリコーゲン(糖源)に変化させています。

 

胆汁の合成・分泌

  食べた脂肪を消化するために絶え間なく胆汁を作り出しています。 

 

栄養の蓄積・変化

  骨髄が赤血球を作り出す時に必要な葉酸やビタミンB12を蓄えたり、

  ブドウ糖をグリコーゲンに変えて蓄え、

  必要な時に体内へ送り出す働きをしています。

 

免疫細胞

  大食細胞(マクロファージ)が入ってきた異物を

  食べてしまう働きをしたり、

  老化した古い細胞やウイルス感染した細胞を処理したりしています。

 

どの働きも決して欠かすことが出来ないものです。

バランスを崩すと大変なことになるのです。

 


肝硬変悪化の合併症

  重度の肝硬変を更に悪化させてしまった場合に起こりうる合併症です

 

肝性脳症

  肝臓に機能がいちじるしく低下してしまうと意識障害が起きます。

  この状態を、肝性脳症といいます。

  皆さんがご存じの通り、肝臓は解毒作用の働きをしています。

  しかし、それが出来なくなった状態に陥ると、

  体に不要な物質が絶えず残り続け、脳に影響を与えてしまいます。

  それによって、神経が悪影響を受け始めます。

  良い事は何一つありません。最悪のケースは昏睡状態です。
 

食道や胃静脈瘤

  肝硬変になると、肝臓に流れるはずの血液が流入しづらくなり、

  門脈(肝臓に血液を送り込む脈)という血管が圧迫されます。

  すると、静脈血の流れが逆になってしまい、

  行き場を失った血液は違うルートへ流れるようになります。

  食道や胃の表面の血管は通りやすく、流れ込んでしまうことで、

  その血管が太くうねりのあるデコボコ状態になる、という症状です。

  もし物を飲み込んだ時にその静脈瘤が破裂すれば、多量の出血を伴い、

  命にかかわる危険な状態になってしまうため、

  手術で処置するしかありません。

 

特発性細菌性腹膜炎

  臓器に損傷がないのに腹腔内で腹膜炎になります。しかも

  感染源が解らないまま起こってしまう細菌性腹膜炎なのです。

  この腹膜炎を発症した人の中には腎機能も障害が出るケースがあります。

 


普段の生活から気を付けること

肝臓は85%近くが機能しなくても働き続けます。

少し切られた位なら直ぐに再生し、元の形に戻る程の力を蓄えています。

再生できる唯一の臓器なのです。

しかしその強さ故に、病気に気付きにくいという事にも

日頃から注意したものです。

いくら強くても炎症を起こし慢性化してしまうと元に戻らなくなりますから、

普段から注意が必要です。

もし健康診断で血液検査を受け、肝臓の結果が思わしくなかった場合は、

バランスを考えた食事をし、お酒を控えめにする事は勿論、

激しいスポーツも避けて、肝臓に負担がかからない様にして下さい。

 


まとめ

大切な物事を特に強めた言い方の「肝心要」という言葉、

こんな言葉にも肝臓の肝の字を使って例えるくらい、

肝臓とは、とても大切な臓器なのです。

機能しないと絶対に生きて行くことは不可能です。

 

生活用品、食品、税金と、どんどん値上げばかりで働きづめ、

なのに、体はみな、平等に年を重ねて行きます。

そんな中で「 無理をするな 」というのは無理な話ですが、

どうか  “ 調子が悪いな?”  と自分で思うほどの疲れを感じたら、

少しでも休む努力をしてほしいのです。

悪化させてからでは、本当に辛い治療になります。

頭の片隅でいいですから、偶には気を付けようと、思って下さい。

 

自分の体なのです。

出来ればしっかりした睡眠をとり、体の中を労わりましょう。

そして、元気な気持ちで毎日を楽しく過ごしましょう。